Tuesday, November 19, 2019

幼児期は自立へのステップ

今日のこひつじ会のテーマは、好奇心旺盛で疲れを知らない幼児期の子どものいたずらや困った行動の意味や意義についてでした。
以下、今日のテキストです。

 幼児期は自立へのステップ
幼児期は好奇心旺盛な、失敗を恐れない時期です。
あるいは、失敗をすぐ忘れる時期、あるいは疲れがすぐにいやされる時期でもあります。
幼児期の後半になりますと、子どもは、ますます活動的になります。
子どもの後を追いかけていると、育児する人の方が疲れてしまうからといって、「ここにじっとしていなさい」と言うのは良い育児ではありません。

自分のやることを自分で決めて、楽しみながらのびのびとやってみる。
今日の子どもと一緒に作って食べて欲しい
おやつの提案は ポップコーン
危険なことは親や保育者に守られ、注意されている中で、安心してやってみる。
こういうことが子どもたちには必要です。
大きくなったとき、学校などの社会集団の中で、自分で考えながら行動すること、相手を思いやりながら行動できるということは、このころから、自分で感じ考えたことを、安心できる大人に見守られながら、十分にやってみるという経験無しには、できるようになりません。

この時期の子どもにとっては、何にでも、直接働きかけをすることが、ものを考えるということです。
高さの性質は、ある高さから飛び降りることによって、知ることができます。
水の性質は、触ったり飲んだり、水で洋服をぬらしたりしてみることではじめて知ることができるのです。
あれこれいろんなことをすることによって、理解するだけではなく、考えることや判断する力を身につけていきます。
 昨日行った土手の斜面に行って、今日もまた転んだとします。
斜面の性質など、幼い時にわからなくても、いずれ知恵がついてくれば自然にわかるのだから、そんなことをして遊ばなくても良いと考えないようにしましょう。

市販のポップコーンに入っている塩の量を想像し
ちょっとドッキリ
大切なことは、生き生きと楽しく意欲的に考え、行動し、学ぶという感性の習得です。
そのときそのときに、好奇心をいっぱい持って、自然など周囲の対象を探索しながら、「感じ」、「考え」、自分の生命の充足感を体験する習性のようなものは、決して、大きくなって急にできるものではないのです。

大きくなって、宇宙の神秘、数学の不思議、芸術の味わい、経済の意義、政治の本質、科学や宗教の深い意味などに豊かな感受性、想像力、創造性をもって関心を抱くようになるためには、幼い時期のこんな過ごし方の基盤や起源というものが隠されていると思います。